2021/12/07

「働きやすさ」だけでなく「働きがい」も重要になっている

働き甲斐

みなさんは「ゆるブラック」という言葉をご存知でしょうか。働き方改革で働きやすくはなっているものの、やりがいは奪われている状態の企業のことを指します。働き方改革で残業をさせないようにした結果、若手社員に仕事を与えないというやり方をする企業が出てきているようです。

そのような働き方改革は社員、とくに若い人のやりがいを奪っていきます。こうして「ゆるブラック企業」は倦厭されるようになっているわけです。「どうやったら若手社員がやりがいを持ってくれるのか・・・」。

企業はさまざま工夫しています。社員がやりがいを持てるように研修をしたり、勉強会を開催したりしています。しかしすべての会社がこうしたやりがいを社員にもたらすわけではありません。働き手として自らやりがいを作っていく必要があります。

「給料は1割減りましたし、リサーチや資料づくりのために8時過ぎくらいまでに残業するのもザラです。土日も仕事が入る時があります。でも私はとても満足です。毎日、新しいことをしている実感がありますから」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00342/102900007/

上記のようにやりがいを求めて、給料が下がっても転職する人が増えているようです。「ゆるブラック企業」で楽をするのではなく、別の会社でガンガン仕事をする方がキャリアを築くうえで必要だと考えているのでしょう。

「ハードワーク企業」=「ブラック企業」ではない?

いわゆる残業も多いハードワーク企業が、ブラック企業と同列に扱われるのが問題だという意見もあります。もちろんブラック企業が自分たちのことをブラック企業だと認めることはないわけで、この区別を企業側がすることには問題があるでしょう。

しかし先ほどの例のように、仕事をもっとしたいという人もいるわけで、そうした人に仕事をしっかりとしてもらうという仕組みづくりは必要なはずです。「ハードワークだけど楽しい」というのがやりがいにつながっているのかもしれません。

やりがいを見つけられるようになることが大事

そもそもやりがいは人から与えられものではありません。自分でやりがいを見つけ、それを生かせる企業で働けるのが一番よいわけです。しかし「やりがいが見つからない」という人もいます。やりがいを見つけるには、いろいろなことに挑戦することが大切です。

どの仕事が自分に向いているか、最終的にはやってみなければわかりません。そうしたチャレンジ精神は大人になって急に身につくものではありません。子どもの時から失敗しても良いと考えて、チャレンジしていく必要があります。

プログラミング教室スモールトレインでは、考える習慣を身につけることを目的として、失敗を恐れずに挑戦することを推奨しています。今、説明会と操作体験会を実施していますので、興味のある方はぜひ気軽にお申し込みください

ページトップへ