2016/12/13

アマゾンの新サービス~通販サイトの進化形が店舗なのが面白い

アマゾンダッシュ

東京都渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレインで講師をしております福井です。皆さんはアマゾンの新サービスについてご存知でしょうか。ひとつはアマゾンダッシュです。このボタンをひとつ押すだけで注文した品物が届きます。もちろん設定は必要なのでして、スマホかアイフォンのアマゾンアプリで設定する必要があります。スマホやアイフォンが無い人は設定できません。アイパットはNGでした。

さてもうひとつのサービスがアマゾン・ゴーです。こちらはレジで精算しなくてもよいというシステムです。しかも陳列棚から好きな商品をとったことを認識できるという優れものだそうです。こうしたシステムが進化していくと、ほとんど店員がいない店舗が増えてくるのかもしれません。

この店はアマゾンの本社がある米シアトルに開設。5日に公開された映像によると、客は「アマゾン・ゴー」という新アプリを使って入店時にチェックインを済ませ、あとは欲しい商品を好きなだけ陳列棚から取って、そのまま店を出ることができる。客が買った商品はコンピューターの画像認識技術や機会学習技術を使って自動的に追跡する仕組み。

米アマゾンが実店舗を開設、レジの行列も会計も「不要」

それにしてもネット通販の進化の形が実店舗というのが面白いですね。なぜこうした展開をアマゾンは考えているのでしょうか。

アマゾンはネット通販を補完するためショールームとして実店舗にも進出し始めている。都市部ではすでに物流会社並みの効率的なインフラを築いている。これを生かしてコンビニの運営に乗り出す。

同社は2007年から、都市部限定の生鮮食品宅配サービスの展開地域を拡大している。ただ、居住者とタイミングが合わず、配達が遅れ商品が傷むことも少なくない。冷蔵設備を持つ店舗そのものを運営すれば、サービスをより柔軟に展開できる。生鮮食品を受け取るドライブスルー機能などがついた店舗の開発も検討している。

自動で会計、待ち時間なし アマゾンがコンビニ進出

サービスをより柔軟に展開するための実店舗なんですね。消費者にとってはますます便利な世の中になるのですが、産業構造の変化により失業する人も出てくるかもしれないという想定は必要でしょう。また世の中はますますキャッシュレスの流れになってきてるわけですが、お金という存在そのものが大きく変化するかもしれません。その結果、社会も大きく変わるのは間違いありません。以下の記事にはとても面白いことが載っていました。

銀行もキャッシュレス化の方向に向かっていて、2012年には、スウェーデンの6大銀行のうち、現金を扱っている銀行はたったの1社。
ちょっとおもしろいのが、銀行のキャッシュレス化によって激変したのが銀行強盗の発生件数なんだ。
2011年に9,000件もあった銀行強盗件数が 2012 年には21件まで減少したそうだよ。
バスも、強盗対策の観点から、現金では、もう乗車することができないんだって。日本でもタクシー強盗やコンビニ強盗ってよくあるから、キャッシュレス化にするメリットは利便性以外にもたくさんあるね。

キャッシュレス化が進むとどうなる? 世界一現金離れの進むスウェーデン

そうか、キャッシュレス化すると銀行襲っても意味がなくなるんですね。これはおもしろい事ですね。実店舗の場合、キャッシュはなくても商品があるので、強盗がなくなるということはないかもしれませんが、それでも現金を狙った強盗は無くなるのかもしれません。こうした変化はこれからもたくさん起こってくると思います。このような変化に乗り遅れないためにも今から準備が必要でしょう。

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