2016/12/22

プログラミングの全体像を理解するのに「文系ビジネスマンの教養小一時間でわかるプログラミングの仕組み」がおすすめ

プログラミングの仕組み

東京都渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレインで講師をしております福井です。プログラミングについて簡単に説明するというのは思った以上に難しいですよね。そこでこの本、「文系ビジネスマンの教養小一時間でわかるプログラミングの仕組み」がお勧めです。これは大人だけでなく、子供にプログラミングを説明するのに役立ちます。

ここですべてを紹介するのはできないので、「まずは5分で全体像」という章を紹介します。この部分を読んで面白いと思った方はぜひ本を購入して読んでみてください。

プログラミングとは、目的達成のために①アルゴリズムを作り、②そのためのデータを扱うためのもの。(15頁)

簡単に言うとプログラミングはアルゴリズムとデータの扱いだということです。

  1. アルゴリズムとは、目的達成のためのロジック、ストーリーのこと。
  2. データの扱い方は、(1)参照、(2)保存、(3)更新、(4)削除の4種類しかない

(15頁)

アルゴリズムを組み立てるのに、使う制御方法は3つです。こちらは聞いたことがある人もいるかと思います。

順次実行…上から順に命令を実行する、
分岐…もしXだたらYを実行せよ、という形で、条件によって実行する内容を場合分けする。
繰り返し…繰り返し同じ処理を実行すること。
(18頁)

これらの制御を組み合わせることで複雑な動きができるわけです。スクラッチでプログラミングしてみるとこうした制御ブロックを上手に組み合わせて複雑な動きをさせています。これは小学生もいろいろと考えて作っています。次にデータを扱うためのツールです。

変数…データをとりあえずいれておく入れ物のこと。カゴをイメージ。
関数…データを変換するブラックボックスをイメージ。
配列…データを整理していれておく仕切り。
(19頁)

またすべてはインプットとアウトプットで説明できると言っています。「入力→処理→出力を意識しよう」(23頁)ということです。これでざっくりとしたプログラミングの説明です。あとは実際に動かしてみることです。これは小学生も同じです。私たちの教室では特に知識を覚えるのではなく、まずは動かしてみようと問題に挑戦しています。実際に最初はなかなか手が動かなかった子も手が動くようになってきました。小学生対象のプログラミングに興味のある人はぜひお越しください。

多くの方にプログラミング教室スモールトレインに参加していただくため、コースとして月2回、月4回、月8回とあり、曜日固定ではなく空いている時間に来られます。土曜日も開講しておりますので、遠方だからと悩んでいる方もぜひ説明会にご参加ください。お待ちしております。

現在、プログラミング教室スモールトレインでは、説明会&体験会を実施中です。説明会&体験会は12月24日(土)に開催します。日程のご都合がつかない場合は別日程で個別に説明させていた頂きますので、ご都合のよろしい日時をご連絡ください。

参考文献:高橋与志(2016)「文系ビジネスマンの教養 小一時間でわかるプログラミングの仕組み」リックテレコム

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