2016/12/21

勉強ができないのは誰の責任?

考える癖

東京都渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレインで講師をしております福井です。いよいよ今年も残り少しになりました。説明会もあと1回。時が過ぎるのが早く感じられる1年でした。さて、私自身、勉強を教えていて注意していることがあります。それはできないことを生徒の責任にしないことです。もちろん、やらないのはダメです。さすがに勉強を全くしない子の成績を上げることはできません。でもやってもできないのは生徒の責任でしょうか。

「お前はこんなのもできないのか」という先生もいますが、「あなたはこんなのもできないように指導していて良いのか」と思ってしまいます。もっとこう教えたら相手は理解してくれるのではないか、こうしたらできるようになるのではないかと考える姿勢は、できないことを生徒の責任にしていては生まれないものでしょう。できるようになるための方法があるように、できないようになるにもその過程があります。いきなり勉強ができなくなることはありません。どこでできなくなってしまったのか見つけて、そこを克服していく必要があるわけです。

私自身は中学受験は4教科教えましたが、できない子供の気持ちが分かるのは国語でした。そもそも理系出身ですから国語は嫌いでした。そんな自分が国語を教えることになるとは夢にも思いませんでしたが、国語ができる先生はできない生徒がなぜできないのか分からないんですね。国語ができる人は正解をすぐに出せます。そこに理由はありません。「だってこれでしょ」で終わり。それでは国語ができない生徒は理解できないですよね。

どうやったら国語ができるようになるのか、日々考え、今も考えています。国語の場合、一人一人やるべきことが違います。どれをやれば良いのかを考えて、生徒に理解できるように説明してあげること。理解できなければ違う教え方をする必要があります。国語の場合、答えを出す訓練をしても意味がありません。文章を読むこととまとめることをひたすらやる必要があります。これは、答えがひとつではありません。自分の考えたように書けばよいのです。そこで初めて何が読めていないのか分かります。このような繰り返しをオプションの国語講座でも行います。

多くの方にプログラミング教室スモールトレインに参加していただくため、コースとして月2回、月4回、月8回とあり、曜日固定ではなく空いている時間に来られます。土曜日も開講しておりますので、遠方だからと悩んでいる方もぜひ説明会にご参加ください。お待ちしております。

現在、プログラミング教室スモールトレインでは、説明会&体験会を実施中です。説明会&体験会は12月24日(土)に開催します。日程のご都合がつかない場合は別日程で個別に説明させていた頂きますので、ご都合のよろしい日時をご連絡ください。

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