2016/10/21

「そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?」を読んで

論理的に考える

東京都渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレインで講師をしております福井です。上の写真はご本人にあっていただいたサインです。なかなか貴重です。大切にしております。

さて最近、「論理的思考」という言葉が流行っているのか、よく聞かれるようになりました。プログラミング教育の話が出る時も「論理的思考」を鍛えるため、数学は「論理的思考」を鍛えるためのものと言われるのですが、そもそも「論理的思考」って何ですか?という話なんですね。これ、意外と答えられる人が少ないのではないでしょうか。今回は深沢真太郎「そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?」の論理的に考えることについて説明している部分をご紹介します。

論理的に考えるとは簡単に言うと「線でつながっていること」(47頁)だと筆者は言います。「線でつながっていること」ってイメージが湧きますか?そこで筆者は三段論法を例に挙げて、「線につながっている」を説明しています。

AはBである。  A―B
BはCである。  B―C
だから、
AはCである。  A―C

その若者は(A)、数学の教科書を読んでいる(B)
数学の教科書を読んでいる人(B)は、理系の学生だ(C)
だから、その若者(A)は理系の学生だ(C)
(45頁)

確かに線でつながっていますよね。簡単に言うこと論理的に考えるということはこういうことで、何もすごいことが行われているわけではありません。これだったら今からできると思うかもしれませんが、意外と難しいです。

なぜならこの例の問題ならA、B、Cがすでに見えているので、このように簡単に答えられますが、実際にはA、B、Cがすべて見えていることってあまりなくて、自分で関連付けていかなければなりません。

そこに違いが生まれると思います。A、B、Cを探してくる能力は、問題や課題を発見する能力とも関係しているでしょう。そうした能力を鍛えるにはプログラミングは向いているかなと思います。

多くの方にプログラミング教室スモールトレインに参加していただくため、コースとして月2回、月4回、月8回とあり、曜日固定ではなく空いている時間に来られます。遠方だからと悩んでいる方もぜひ説明会にご参加ください。お待ちしております。

現在、プログラミング教室スモールトレインでは、説明会&体験会を実施中です。10月の説明会&体験会は10月29日(土)です。ぜひお気軽にご参加下さい。

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